5. スタッキング皿の試作
[ 笹本佳史さんと ]
審査用の試作を製作してほしい…
笹本佳史さんは、今回初対面の方でした。突然のメールにて「皿を作ってもらいたい」、国際陶磁器フェスティバルの書類審査に通り、試作を製作できる所を捜しているとの事でした。ホームページも無い時のことで、どこで調べたのか疑問でしたが、後日、美濃焼ガイドブックのホームページに載ってたということでした。私まったく知りませんでした。でも、たくさんある会社の中で、なぜわが社だったのか?・・・・・何かご縁を感じました。必ずこちらに来て打ち合わせをすることを条件に協力させていただくことに。モデルを確認し、それでも上手く焼き上がらない事を説明し納得していただきました。だって焼き物は、収縮し、歪み、垂れるのです。厚みが違うとそこから、切れてしまいます。何とか思うようにできあがり、審査会場へ・・・・・・。賞は、取れなかったけど入選したとのメールをいただきました。お手伝いができてよかったです。笹本さんは、元々スペース、家具デザインなどが、メインでお仕事をされていて、今回、磁器(食器)の制作は、始めての挑戦だったそうです。