6. お正月のおせち菓子の器
[ 恵那川上屋・小板君と ]
栗のディテールをきれいに表現
もう数年前から恵那川上屋さんの限定おせち菓子の器を制作させていただいています。一昨年前までは、既製の3段重にイラストを入れたり、木箱と陶器を合わせたり、デザインディレクターの小板君と試行錯誤を繰り返してきました。彼とは、高校からの付合いで、いつかはオリジナルを作ろうと話をしてきて、昨年それが実現しました。恵那川上屋さんといえば〝栗きんとん〟ということで栗のかたちを2段の重にするデザインになりました。栗のディテールをきれいに表現したいということで厚さやラインを何度も削り直しました。栗のとんがりも合わせるのに苦労しましたが、何とか形になりました。数年間は、この器が採用されるそうです。